最新の研究結果から第三のイミダゾールジペプチドとして注目を浴びているのが、「バレニン」という抗疲労成分です。 バレニンは鳥や回遊魚にはなく、くじらに多く含まれるくじら特有の成分です。くじらはバレニンに加え、カルノシンとアンセリンのイミダゾールジペプチドの全てを含有しており、中でもバレニンの含有量は驚異的に高くなっています。回遊するくじらの多くは、1年の半分をエサ場である高緯度の冷たい海で過ごし、残りの半年は繁殖のためエサ場から数千キロも離れた暖かい海へ移動し、ほとんど餌をとらずに子育てをします。また、くじらは非常に長生きで、死ぬまで子どもを産むことができます。半年も絶食状態で出産し、そのまま数千kmも不眠で泳ぎ続ける驚異的なパワーが、くじらの特有成分バレニンをはじめ、アンセリン、カルノシンの3種類のイミダゾールジペプチドではないかと考えられています。 通常、動物が運動を続けると、乳酸などの疲労物質が溜まり休息が必要になりますが、イミダゾールジペプチドは運動によって生じる乳酸の蓄積を抑制し、運動機能を維持することが最近の研究でわかってきました。※常温の商品との同梱は出来ません。